✅猫が毛玉をよく吐く、それって病気?
✅毛球症ってなに?
✅飼い主さんにできることは?
✅猫の毛球症についてわかります
✅どんな時に病院に行ったらいいのかわかります
✅飼い主さんが毛球症予防ができるようになります
猫は毛玉をよく吐くって言うけれど、毛玉を吐くことは悪いのかな?
毛玉はどんな悪さをするんだろうと思っている飼い主さんいませんか?
そんな飼い主さん、ぜひ読んでくださいね!
毛球症とは?
毛球症は、猫が毛づくろいをしたときに飲み込んだ毛が体内にたまり、消化器官に負担をかける状態です。猫は日常的に毛づくろいをして自分の体を清潔に保ちます。その時に抜け毛を飲み込むことがあり、これが毛玉となります。
飲み込んだ毛は消化されません。普通、吐き出したり、便と一緒に排出されますが、排出されずに胃や腸に大量にたまると嘔吐や便秘、食欲不振などの症状が出ることがあります。放っておくと消化器官に大きな影響を与えるため、場合によっては治療が必要になります。
毛玉を吐くことは猫の毛づくろいに伴う自然な現象なんだよ。胃腸症状が出た時は早めの対処が必要だよ。
毛球症の原因
毛玉を作る原因はズバリ、毛づくろいするからです。
そして、飲み込んだ毛が便として排出されずに、胃や腸に毛がたまりすぎてかたまりになって毛玉になります。
・猫は清潔好きで、毎日自分の体をなめて毛づくろいをしているので、毛を飲み込んでしまい、排出されなければ毛玉ができてしまいます。
・皮膚の病気のある猫ちゃんやストレスがたまった猫ちゃんは執拗に毛づくろいをするので毛玉を作りやすくなります。
・長毛種の猫や、換毛期(季節の変わり目)には毛玉ができやすくなります。
・シニア期の猫ちゃんは胃腸の働きが弱くなるので毛玉ができやすくなる傾向があります。
毛球症の症状と早期発見のサイン
毛球症は、次のような症状がみられます。
これらの症状が続く場合は、早めに動物病院で診察を受けることが大切です。
症状 | 説明 |
嘔吐 | 毛玉が大きくなると、猫はそれを吐き出そうとします。頻繁に嘔吐する場合は毛球症の可能性があります。 |
便秘 | 体内で毛玉が腸に詰まると、便秘が起こることがあります。 |
食欲不振 | 消化器官に負担がかかり、食欲が低下することがあります。 |
元気がない | 毛玉が体に負担をかけるため、猫が元気をなくすことがあります。 |
むせ込み | 咳毛玉を吐き出そうとして、猫が頻繁に咳をしたりむせるような動作をすることがあります。 |
飼い主さんができる毛球症の予防策
毛球症は、予防できます。
次の方法で日々ケアしてあげましょう。
予防方法 | |
ブラッシング | ・定期的にブラッシング ・特に長毛種の猫は、毎日のブラッシングが必要 ・換毛期のブラッシングも大切 |
サプリメント 猫草など | 毛玉ケア用のフード・毛玉を何度も吐く場合 ⇒胃に負担をかけるので、毛を便として出しやすくなっている成分(高繊維)が含まれたキャットフードやサプリメントを与えるのも効果的 |
水分摂取 | ・十分な水分摂取は便通を良くし、飲み込んだ毛が体内にたまりにくくする効果があり ・いつも新鮮な水を用意しましょう |
ストレスケア | 毛づくろいしすぎないようにストレスケア大切 |
アニマルレイキ | アニマルレイキは手当療法、毛球症に対する効果は? ・リラックスする ・体のエネルギーを整えるので、毛玉をスムーズに身体の外へ出るのを助けます ・自己治癒力を高める ・飼い主さん自身でできます |
毛球症の治療方法
もし猫が毛球症になってしまった場合は、まずは家庭でできるケア(予防策)を試してみましょう。
毛玉は自然に排出されることが多いですが、症状が出た時は、下剤の処方が出たり、重症になると内視鏡や手術をすることもあります。
獣医さんの診察が必要な場合
こんな症状がある時は、早めに獣医さんの診察を受けましょう!
✅嘔吐が止まらない | |
✅便秘・下痢が続く | 毛球が腸内に詰まると便秘になり、逆に消化不良による下痢を引き起こすこともあります。これらが続く場合は獣医さんに相談した方が良いです |
✅食欲不振や体重減少 | 食欲がなくなり、長期間にわたり食べない、または体重が急激に減少した場合 |
✅元気がない、ぐったりしている | 猫が元気をなくし、普段よりも動かない、ぐったりしている場合は、毛球が原因で消化器官に負担がかかっている可能性があります |
✅異常な咳やむせ | 毛玉を吐き出そうとして何度も咳をするが、実際には吐き出せていない場合は、体内に毛玉が溜まっている恐れがあります |
消化を助ける薬や下剤
獣医さんが消化を助ける薬や、便通を促進する下剤を処方することがあります。これにより、毛玉が便と一緒に排出されやすくなります。
内視鏡や手術(重症の場合)
もし毛玉が非常に大きく、消化器官に深刻な詰まりを引き起こしている場合は、内視鏡や外科手術で毛玉を取り除くことが必要になることもあります。どちらにしても全身麻酔をかけるので、身体の負担は大きくなります。
3まとめ
・毛玉を吐くことは自然なこと
・毛球症の症状が出た時には受診が必要
・換毛期や長毛の猫さんは日々のブラッシングは大事
・毛球症予防には毛玉対策フードやおやつ、サプリメントも有効
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。