✅捨て猫を拾ってしまった、どうしよう?
✅拾った猫には何が必要?
✅自分ではお世話ができない、どうしよう?
✅猫を拾った時にすぐにするべきことがわかります
✅拾った猫にやるべきことがわかります
✅飼い主になれない時にどうすればいいのかわかります
こんにちは!
散歩していたら捨て猫に会ったり、庭に迷い猫がきて、どんな対応をしたらいいのか困っている人いませんか?そんな方、ぜひ読んでください。
捨て猫を見つけたら最初に確認すること
捨て猫を見つけた時、まずは「この猫は捨てられた猫なのか?」を確認することが必要です。以下の表で、野良猫、捨て猫、外飼いの猫の違いを見てみましょう。
タイプ | 特徴 |
野良猫 | ・生まれた時から外で生活している猫。 ・人に慣れていないことが多い。 ・ご飯をあまり食べていないから痩せていることが多い。 ・人からご飯をもらっている猫には人懐っこい猫もいる。 |
捨て猫 | ・元々飼われていたが、捨てられてしまった猫。 ・人に慣れていることが多い。 ・ 野良生活が短ければ、やせ細っておらず、毛並みもきれい。 |
外飼いの猫 | ・飼い主がいて、外で自由に生活している猫。 ・首輪をしていることが多い。 |
捨て猫の健康チェックポイント
✅猫は元気に動いていますか?
✅体が冷えていないか確認しましょう。冷えていれば、保温が必要です。
✅目や鼻に異常(目やにや鼻水)がないか確認しましょう。
✅ノミやダニがいないか、体をチェックしてください。
✅下痢や嘔吐がないか確認しましょう。
✅傷がないか体全体を見て、ケガがあればすぐに対応が必要です。
これらのポイントを確認したら、猫を安全な場所に連れて行く準備をしましょう。洗濯用ネットやキャリーがあると便利ですね。保護した猫を入れると落ち着きます。
オイラはね、河原の茂みで知らない人から時々ごはんをもらって生活していたんだ。
そんなオイラを小学生のおねえちゃんたちが見つけてくれた。その子たちのお母さんが、そんなところにいたらけんかの原因になるから、『うちにおいでって』いってくれたんだ。
ちょっと心配だったけど、人間は大好きだったから連れていってもらったの。
ドミくんは近所で猫の保護活動している人が保護してくれました。
保護された当初は今より痩せていて、けんかで顔に傷もあって、目の病気で目もぐちゃぐちゃでした。
初期治療を済ませてもらってから、縁あって我が家の一員になりました。それから今年で10年になります。
確認事項
✅ 猫を見つけた場所と時間をメモします。
✅ 首輪がついていないか確認します。
✅近くに捜索ポスターがないか探します。
✅子猫の場合、母猫が近くにいないか確認することも大切です。
家に連れて帰る場合の準備
捕獲するためには
猫ちゃんを捕獲するには、まず猫ちゃんの安全と安心を第一に考えることが大切です。必要なものは洗濯ネットやキャリー、場合によっては捕獲器です。また、猫ちゃんを誘い出すために、においの強いフードもあると更にいいですね。
①猫ちゃんを観察する:猫ちゃんの行動を観察してみて。
②ご飯で誘う:猫ちゃんの信頼を得るために、ごはんを使うのがおすすめ。
③人馴れしている子なら、洗濯ネットやキャリーに簡単に入るかもしれません。
➃捕獲器を使う:猫ちゃんが近づいても逃げてしまう場合は、「猫用の捕獲器」を使いましょう。市役所や保護団体でも貸し出しをしていることが多いから、問い合わせてみてもいいかも。
⑤安全な場所に連れていく:捕獲が成功したら、早く安全な場所に連れて行ってあげてね。まずは獣医さんに診てもらいましょう。
オイラはね、人が好きだからね、キャリーに自分から入っていったんだ。
家に着いたら
猫を家に連れて帰る場合、まずは保温や食事、排泄ができる環境を整えます。ここでは、子猫と成猫で分けて説明します。
子猫の場合
寝床
子猫は体温が下がりやすいので、温かい毛布やタオルを用意しましょう。ペット用ヒーターもあると安心です。ペットヒーターがない時はペットボトルにお湯をいれてタオルを巻くと簡易的な湯たんぽになります。
食事
・人間用の牛乳は下痢してしまうので、必ず猫用のミルクにしてくださいね。
・ミルクや離乳食など、月齢に合った食事を用意します。
・生まれたての子猫は自分でミルクを飲めないので2~3時間おきにスポイトやシリンジで少しづつあげましょう。
排泄
・自分でご飯が食べられる子は段ボール箱やプラスチックのトレーなどに猫砂を入れて排泄場所を作りましょう。
・自分で食事も出来ないような小さい子猫は排泄も出来ません。食事のあとにティッシュなどで肛門周囲を刺激して排泄させる必要があります。
成猫の場合
保温
成猫も保温は大切です。温かい場所を提供しましょう。
食事
猫用のウェットフードやドライフードを用意します。
排泄
成猫用のトイレを設置し、すぐに使えるようにします。手元にトイレがない時は、段ボール箱を代用してトイレ代わりにしてもいいですね。猫砂もなければ新聞紙を割いて猫砂代わりにしてもいいでしょう。
保護してすぐに必要なもの
・フード
(その子に合ったものを選ぶ 子猫ならミルク、一人で食べられる子ならウエットフードやドライフード)
・食器類
・トイレ トイレ容器や猫砂
・ブラシ
・ペットベッドや毛布
・おもちゃ
猫をどこで保護するか決める
捨て猫を保護するということは、猫の命に責任を持つことになります。家がペット禁止であったり、ご自身や家族に猫アレルギーがあると保護は難しくなっていまいますね。
自分で保護する
メリット | デメリット |
💓猫の命を救える 💓癒しを与えてくれる 💓猫との絆が深まる | 💙経済的負担が増える 💙世話を続ける時間が必要 💙病気やケガの治療が必要な場合がある 💙猫アレルギーの人は身体に不調が出る可能性がある |
もし自分で保護できない場合、動物愛護センターや保護ボランティア団体、警察に相談することも考えましょう。これらの機関は、猫の保護と新しい家の確保に協力してくれることが多いです。
自分で保護できないときにできること
自分で保護できないときに誰かにお願いする必要があります。
・お友達や動物好きな知人に聞いてみる
・SNSや里親募集サイトに載せる
・動物病院やスーパーやお店に里親募集のビラを貼らせてもらう
・もし近くの動物愛護団体の譲渡会に参加できれば、譲渡会に参加する
健康チェックと動物病院の受診
猫を家に連れて帰ったら、まず動物病院で健康チェックを受けましょう。
特にぐったりしていたり、ケガをしている場合は早急に病院に連れて行きましょう。
動物病院ではこのようなことを診てもらいましょう
✅ノミやダニ(外部寄生虫)やお腹の虫(内部寄生虫)がいないかの確認
✅ワクチン接種のスケジュール確認
✅健康診断(特に寄生虫や感染症のチェック)
✅猫の年齢に応じたフードやケアのアドバイス
✅病院では猫ちゃんのお世話の仕方を教えてくれます
動物病院での初期費用は、3,000円〜10,000円程度が目安となります。必要な検査や治療に応じて費用は異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
法的な側面
捨て猫を拾ったときの法的な注意点もあります。
日本では、動物を捨てることは法律で禁じられており、動物遺棄は犯罪です。捨てられた猫を見つけた場合、まずは警察に連絡しましょう。
捨てられた猫は「遺失物」にあたるため、すぐに飼うことはできません。発見者は一時的に猫を預かる形になり、3か月経過しても飼い主が見つからない場合は、正式に飼い主になることができます。
猫ちゃんを新しい家族として迎えたら
猫ちゃんを新しい家族として迎えた場合、一生ケアが必要になります。猫ちゃんが健康で成長できるようにしましょう。
基本的な飼育環境
✅バランスの良い食事を与え、適切な餌やトイレの準備をしましょう。
✅新しい環境でのストレスを軽減するため、猫が安心できるスペースを作ることが大切です。
✅しつけや社会化は、時間をかけて愛情を持って行うことが必要です。
✅多頭飼育になる場合は拾った猫さんが感染症にかかっている場合もあるため、最初は隔離しましょう。そして、慣れてきたら、少しずつ先住猫さんとの関係が作れるようにしましょう。
信頼関係を築く
猫さんとの信頼関係を築くことは、新しい家族として迎える上でとても重要です。アニマルレイキなどを活用して、猫がリラックスできる環境を作ることもひとつの方法です。
アニマルレイキとは
アニマルレイキは、自然の優しいエネルギーを使って猫ちゃんの心と体を癒す方法です。レイキのエネルギーがストレスや不安を和らげて、猫ちゃんに安心感を与えてくれます。直接、触らなくても、手を通じてそのエネルギーを送ることができるので、警戒している猫ちゃんにも安心して使えますよ。
わたしも、お家に来て2年くらいは、人が怖くて逃げ回っていたの。でも、今ではアニマルレイキをやってもらうと気持ちよくて、目が細くなっちゃうの。
アニマルレイキは副作用はないんだよ。猫ちゃんのペースに合わせて、リラックスできる環境作りにはぴったりだよ。
まとめ
・猫を拾ったらまずは健康状態をチェックしましょう
・ケガをしていたり、ぐったりしていたら先ずは病院に連れていきましょう
・家へ連れていく場合も動物病院で診てもらいましょう
・お家で保護するときは食事、排泄、寝床の準備はすぐに必要です
・お家で引き取れないときは地域の動物愛護センターや保護団体に相談しましょう
オイラ、昔はお外で暮らしていたけれど、お外はこわかったな。今はご飯には困らないし、温かいし、みんな優しくしてくれるから、お家の中がいいな。オイラはもともと、にんげんが大好きだから、一緒に暮らせるようになってよかったよ。オイラ、もう外に絶対出たくないよ!
今すぐ、アニマルレイキで癒すことで猫ちゃんのストレスを軽減し、猫ちゃんの自然治癒力をアップしよう
アニマルレイキをすると、猫ちゃんのストレスレベルが下がり、リラックスをするリズムをつくることができます。
継続してアニマルレイキをすることで、猫ちゃんの自己治癒力をUPし、病気の予防にもつながります。
アニマルレイキは、愛をこめて撫でるだけで猫ちゃんとの信頼関係も深まり、健康にもなる自然治癒力活性化メソッドです。
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。